メニュー 4.2.JavaAppletでモニタリング画面を作る方法 4.4.JavaAppletの共通設定

4.3.JavaAppletの共通仕様

 F&e Web Server では前述の通り、モニタリング画面の作成にJavaAppletを 使います。JavaAppletは表示内容が異なる数種類を提供しています。こららのJavaAppletは Webブラウザで実行可能なclassファイルでの提供になります。
 以下ではJavaAppletを使う際のHTML/PHPへの記述方法を例を上げて説明します。

 JavaAppletをHTML/PHPから利用する場合にはAPPLETタグを使用します。 JavaAppletに関する記述は「<APPLET>」から始まり「</APPLET>」で APPLETタグが閉じられるまでの範囲になります。APPLETタグにはJavaAppletの 実行ファイルである「classファイルの指定・JavaAppletの配置時の大きさを指定する」 個所と、「JavaApplet起動時に設定(パラメータ)を渡す」個所があります。

●APPLETタグ
 「classファイルの指定とJavaAppletの配置時の大きさの指定」は以下のように記述します。
<APPLET CODEBASE="/class" CODE="num.class" WIDTH="100" HEIGHT="200">
</APPLET>
 CODEBASEにはclassファイルが存在するパス(F&e Web ServerのJavaAppletでは「/class」で固定)を指定します。
 CODEで配置するJavaAppletのclassファイル名を指定します。
 WIDTHでJavaAppletの水平方向の大きさ:高さ(ピクセル単位)、 HEIGHTでJavaAppletの垂直方向の大きさ:幅(ピクセル単位)を指定します。
上記の例では
 「classディレクトリにあるnum.classを幅:100ピクセル、高さ:200ピクセルで配置」
することになります。

●PARAMタグ
 F&e Web Server では<APPLET>〜</APPLET>の間にPARAMタグを 用いることによってJavaAppletの動作を設定することができます。PARAMタグは以下のように 「NAME」に設定項目名称、「VALUE」に設定値を記述する形になります。
<APPLET CODEBASE="/class" CODE="num.class" WIDTH="100" HEIGHT="200">
    <PARAM NAME="signal[1]" VALUE="0-1">
</APPLET>
上述の場合には「class/num.classを"signal[1]"が"0-1"で動作」 するような設定を行っていることを意味します。
PARAMタグは<APPLET>〜</APPLET>までの間に幾つでも記述することができ、 複数の項目の設定をJavaAppletに渡すことができます。
<APPLET CODEBASE="/class" CODE="num.class" WIDTH="100" HEIGHT="200">
    <PARAM NAME="signal[1]" VALUE="0-1">
    <PARAM NAME="interval" VALUE="5">
    <PARAM NAME="fore_color" VALUE="#0000ff">
</APPLET>
次項以降で説明するJavaAppletの使い方は上記ルールに従った記述を行うことになります。


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