メニュー 4.1.JavaAppletでモニタリングが行える仕組み 4.3.JavaAppletの共通仕様

4.2.JavaAppletでモニタリング画面を作る方法

 JavaAppletはHTMLで定義されているAPPLETタグ(「<APPLET>」〜「</APPLET>」)を使って、 Java言語で作成されたapplet(小さなプログラム)を挿入表示します。

 F&e Web Serverが提供するJavaAppletは「表示信号」や「前景/背景色」、 「更新間隔」等の設定をAPPLETタグ内のPARAMタグを使って指示することができます。 この為、F&e Web ServerでJavaAppletを使ったモニタリング画面を作成する場合、 前項の「PHP」を使用しなくてもHTMLだけで記述することが可能です。
 但しPHPを使わない場合には「3.3.PHPでカスタマイズできる例」にあるような 「F&e Web Serverの名称/サービス状態/システム日時/信号名称/現在値の表示」 機能はご利用になれません。 F&e Web Serverで最も高機能なモニタリング画面を作成する組み合わせとしては PHPとJavaAppletを組み合わせたものになります。

 下表にHTMLとPHPで利用できる機能の違い示します。

機能 HTML PHP
F&e Web Serverの名称表示 直接記述 専用関数にて設定から取得
F&e Web Serverのサービス状態表示 不可 専用関数にて設定から取得
F&e Web Serverのシステム日時表示 不可 専用関数にて取得
信号名称の表示 直接記述 専用関数にて設定から取得
信号値の表示 不可(JavaAppletで表示) 専用関数にて取得(JavaApplet表示も可)
デジタル出力用ボタンの配置 不可 専用関数にて配置

 JapaAppletの挿入はHTML/PHPのファイルの中にAPPLETタグを挿入することで行います。 ファイルはどちらもテキスト形式で作成します。
−ご注意−
* F&e Web Serverで使われるPHPは日本語コードがSJIS、 改行コードがLFです。
 「2.4.1.Webブラウザを使ってアップロード」のように 【画面ファイル管理】画面からHTML/PHPファイルを管理する場合には
自動でWindowsXP標準のメモ帳、ワードパッドで編集できる形式に 変換(改行コードをLF←→CR+LF)されますが、
それ以外の方法で行う場合にはこの形式のテキストファイルを扱えるテキストエディタが必要になります。
 HTMLの場合は日本語コードがSJIS、改行コードがCR+LFですのでメモ帳、ワードパッドでも 編集することが可能です。
 ファイルの拡張子はHTMLの場合は小文字で「.html」、PHPの場合は「.php」にする必要があります。


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