2.4.サンプル画面のアップロード
ファイルをアップロードするのもダウンロードと同様に以下の方法があります。
Webブラウザでアップロードを行う場合には「2.4.1」項、
エクスプローラーを使ってアップロードを行う場合には
「2.4.2」「2.4.3」「2.4.5」項、
コマンドラインからftpコマンドを使ってアップロードを行う場合には
「2.4.2」「2.4.4」「2.4.5」項
の作業を行います。
2.4.1.Webブラウザを使ってアップロード

画面ファイル管理画面
|
F&e Web ServerではWebブラウザを使って画面ファイルを管理することができます。
画面ファイルの管理は
【画面2-1-2.メニュー】 の
「画面ファイル管理」をクリックすると表示される
【画面ファイル管理画面】から行います。
画面が表示されるとF&e Web Serverが管理している画面ファイル(HTML/PHP)が一覧で表示されます。
編集したファイルをアップロードするには【参照】ボタンをクリックし、
アップロードする画面ファイルを選択し、【ファイルを転送】ボタンをクリックして行います。
ファイルの転送が完了するとアップロードしたファイルがリストに反映されます。
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2.4.2.ファイルをアップロードする前に(Webブラウザを使わない場合のみ)
ファイルのアップロードを行う前に、コンパクトフラッシュを書き込み可能モードに切り替える必要があります。
→オンラインマニュアルの
「CFを読み込み専用/読み書き可能モードに切り替える」
を参考にして下さい。
この作業はコマンドプロンプトからtelnetコマンドを使うなどして
F&e Web Serverにログインして行う必要があります。
「コマンドプロンプト」は
「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」
から起動できます。
以下ではコマンドプロンプトからtelnetコマンドを使って行う方法を説明します。
C:\>telnet 192.168.1.100
FeWS Series
FeWS login:contec ←(1)
Password:contec
Linux 2.4.18-timesys-4.0
[contec@FeWS contec]$ su ←(2)
Password:root
[root@FeWS contec]# rommode rw ←(3)
[root@FeWS contec]# exit ←(4)
[contec@FeWS contec]$ exit ←(5)
ホストとの接続が切断されました。
C:\>exit
上記作業の内容としては、
(1).一般ユーザーcontecでF&e Web Serverにログインする
(2).一般ユーザーから管理者ユーザーに変更する
(3).コンパクトフラッシュのシステム領域の書き込みを可能にする
(4).管理者ユーザーをログアウトする
(5).F&e Web Serverから完全にログアウトする
になります。
2.4.3.エクスプローラーを使ってアップロード
PCからF&e Web Serverにファイルをアップロードするにはダウンロード時と同様に
「エクスプローラー」から行います。
まずは「エクスプローラー」を起動します。
「エクスプローラー」は
「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリ」→「エクスプローラー」
から起動できます。
エクスプローラーが起動したら、「アドレス」の欄に
【PHPファイル(cgi-bin/sample1.php, cgi-bin/sample2.php)をアップロードする場合】
ftp://192.168.1.100/cgi-bin
【HTMLファイル(html/sample3.html, html/sample4.htmlなど)をアップロードする場合】
ftp://192.168.1.100/html
を入力して「移動」ボタンをクリックします。
すると以下の画面が表示されます。
F&e Web ServerへFTPログイン
この画面でユーザー名に contec、パスワードに contecと入力して
ログインボタンをクリックするとF&e Web Serverにログインできます。
ログインするとF&e Web Serverのファイル一覧が表示されます。
エクスプローラーでF&e Web Serverの中身を閲覧
ここで表示されるファイルはWebで表示が行われるファイルになります。
この中へ目的のサンプルファイルをドラッグ&ドロップでコピーすることで
F&e Web Serverへアップロードできます。
今回はsample1.phpをアップロードします。
ファイルがアップロードされたらファイルの属性を変更します。
アップロードされたファイルを選択して右クリックから「プロパティ」を開き、
ファイルの属性を表示します。
ファイルの属性の表示
ファイルの属性を
ユーザー |
読み取り |
書き込み |
実行 |
所有者 |
○ |
○ |
○ |
グループ |
○ |
○ |
○ |
すべてのユーザー |
○ |
○ |
○ |
※○…チェック、−…未チェック
になるように属性を変更します。
ファイルが更新されたことを確認したら
「2.4.5.ファイルをアップロードした後に」にあるように
コンパクトフラッシュカードを読込み専用の状態に戻して作業完了です。
2.4.4.コマンドプロンプトからftpコマンドを使ってアップロード
PCからF&e Web Serverにファイルをアップロードするにはダウンロード時と同様に
「コマンドプロンプト」から「ftp」コマンドを使って行います。
まずは「コマンドプロンプト」を起動します。
「コマンドプロンプト」は
「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」
から起動できます。
コマンドプロンプトを起動したら以下の入力を行って編集したファイル(C:\sample1.php)を
アップロードします。
※実際に入力する個所を太字で示します
C:\>cd \
C:\>ftp 192.168.1.100
Connected to 192.168.1.100.
220 FeWS FTP server (Version wu-2.6.1(1) Sun Sep 7 21:42:00 EDT 2003) ready.
User (192.168.1.100:(none)):contec
331 Password required for contec.
Password:contec
230- User contec logged in.
ftp>cd cgi-bin
250 CWD command successful.
ftp>binary
200 Type set to I.
ftp>put sample1.php
200 PORT command successful.
150 FILE: sample1.php
226 Transfer complete.
ftp: 10935 bytes sent in 0.0.1Seconds 1093.50Kbytes/sec
ftp>quote site chmod 777 sample1.php
200 CHMOD command successful.
ftp>bye
221 Goodbye.
C:\>exit
上記の入力を行うことで sample1.php がF&e Web Serverにアップロードされました。
ファイルが更新されたことを確認したら
「2.4.5.ファイルをアップロードした後に」にあるように
コンパクトフラッシュカードを読込み専用の状態に戻して作業完了です。
2.4.5.ファイルをアップロードした後に(Webブラウザを使わない場合のみ)
ファイルのアップロードが完了したら、コンパクトフラッシュを読込み専用モードに切り替えます。
この作業はコマンドプロンプトからtelnetコマンドを使うなどして
F&e Web Serverにログインして行う必要があります。
以下ではコマンドプロンプトからtelnetコマンドを使って行う方法を説明します。
C:\>telnet 192.168.1.100
FeWS Series
FeWS login:contec ←(1)
Password:contec
Linux 2.4.18-timesys-4.0
[contec@FeWS contec]$ su ←(2)
Password:root
[root@FeWS contec]# rommode ro ←(3)
[root@FeWS contec]# exit ←(4)
[contec@FeWS contec]$ exit ←(5)
ホストとの接続が切断されました。
C:\>exit
上記作業の内容としては、
(1).一般ユーザーcontecでF&e Web Serverにログインする
(2).一般ユーザーから管理者ユーザーに変更する
(3).コンパクトフラッシュのシステム領域の書き込みを不可にする
(4).管理者ユーザーをログアウトする
(5).F&e Web Serverから完全にログアウトする
になります。