F&e Web Serverでは接続したデバイスの値を監視し、 値によってメール送信・コマンドの実行・ファイルへの保存を行うことができます。 このデバイスの監視のことをイベントと呼びます。 |
イベントの設定を行うには、事前にF&eWSサービスを停止させておく必要があります。
F&eWSサービスが起動している場合には
【画面2-2-2.デバイス一覧】で
【停止】ボタンを押してF&eWSサービスを停止させてから作業を行って下さい。
イベント設定の確認だけならF&eWSサービスを停止させる必要はありせん。 |
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![]() 画面2-5-1.イベント一覧 |
イベントの設定を行うには
【画面2-1-2.メニュー】から
「イベント条件設定」と表示されている部分をクリックして表示される
【画面2-5-1.イベント一覧】から行います。Webブラウザを起動後にこの画面を
含む設定画面に初めてアクセスされる場合には
【画面2-2-1.認証ダイアログ】が表示され、
ユーザー認証を求められます。 画面が表示されると登録されているイベント設定の一覧が表示されます。 初期状態ではイベントは1つも登録されていません。 【設定の追加】ボタンをクリックしてイベントを設定する必要があります。 |
![]() 画面2-5-2.イベント設定 |
【設定の追加】ボタンをクリックしたり、
既存の設定右端の![]() まずは設定するイベントの有効/無効を選択します(@)。 イベントの監視対象にする場合には【有効】を、監視対象から外すには【無効】を選択します。 次にイベントのレベルを選択します(A)。 ここで設定されたイベントのレベルはメール送信時に含まれます。 また、イベントが検知された時に保存される履歴にも含まれ、 イベント履歴を検索する時に絞込み条件として利用できます。 次にイベントの発生条件を入力します。イベントの発生条件は 【監視を行う信号】【監視を行う時間】【監視を行う値】【監視を行う値の条件】で構成されます。 【監視を行う信号】はデバイス設定で設定されたデバイスのリストから選択します(B)。 その信号に対し【監視を行う時間】(C)(msec/sec単位(D)でmsecは100msec単位) の時間の間連続して【監視を行う値】(E)を【監視を行う値の条件】(F)になった場合に イベントを検知したことになります。 |
イベントは発生・復旧が対になって設定されます。
イベント発生を検知後はイベント復旧を検知するまで発生の検知を行いませんし、
発生していない状態では復旧の検知は行われません。 動作設定にはイベントを検知してからの動作を設定します。 イベント動作として設定が行えるのは
● 任意のプログラムの実行 … G
で、イベントの発生/復旧で別々の動作を設定できます。● メールの送信 … H ● ファイル保存(ファイル保存設定で設定されたもので保存を行います) … I 設定を全て入力したら【更新】ボタンをクリックして設定を登録します。 |
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![]() 画面2-5-3.イベント設定の完了 |
設定が完了したら【画面2-5-3.イベント設定の完了】のように
イベントを有効に設定したイベントが白色表示で表示されます。
※ イベントを無効で設定したものはグレーで表示されます。
イベント監視はF&eWSサービスが動作している時にのみ行われます。 設定後にF&eWSサービスを起動することでイベント監視が始まります。 イベントが検知されると、設定された動作を行うと共にイベント履歴へ検知したことを書き込みます。 ここで書き込まれたイベント履歴は【イベント履歴閲覧】から閲覧することができます。 |
イベント履歴はイベントが発生/復旧したときに自動的に保存されます。 イベント一覧の下部に表示される[詳細設定]からは、 イベント履歴の保存先 CF または RAMディスク レベル毎のイベント履歴自動保存有無 [保存しない]にするとイベントを検出しても履歴に残さないようにできます この場合、履歴には残りませんがファイル保存/コマンド実行等は行われます。 が設定できます。 保存先をRAMディスクにするとシステム再起動の際に履歴がクリアされますので注意してください。 |
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