メニュー 2.8.定期実行処理を行う 2.10.電源を切る

2.9.システムの状態を確認する

 F&e Web Serverではシステムの状態を確認する為に、以下の機能を持っています。

  本体(コントローラモジュール)のLEDでF&eWSサービスの状態確認
  Web経由でF&eWSサービスを含めたシステム状態の確認

2.9.1.本体のLEDでF&eWSサービスの動作状態を確認する


図.本体のLEDで状態確認

 本体のLEDは点灯状態によって以下の状態を表します。

LEDの状態 内容
RUN(上段) LEDのみが点灯 電源投入後暫くしてRUN LEDのみが点灯している場合には F&e Web Serverは起動しているが、 F&eWSサービスが動作していない状態を表します。
RUN(上段) LEDが点滅 F&eWSサービスが動作している状態を表します。
この状態の時にデータの収集・イベントの監視・ファイル保存を 行っています。
STATUS(下段) LEDのみが点灯 F&e Web Serverが正常な手続きで(MODEスイッチによる終了)終了した状態を表します。
この状態の時にのみ電源の供給を断つことができます。
RUN(上段) LEDが点灯
STATUS(下段) LEDが点灯
シャットダウンスイッチの押下を検知し、 シャットダウン処理を開始したことを表します。
両LEDが一瞬点灯した後にシステムの終了処理を開始し、 終了処理が完了した時に「STATUS(下段) LEDのみが点灯」の状態になります。

2.9.2.Web経由でF&eWSサービスを含めたシステム状態を確認する


画面2-9-1.システム情報
画面2-9-1.システム情報
 Web経由でのシステム状態の確認は、 【画面2-1-2.メニュー】から 「システム情報」と表示されている部分をクリックして表示される 【画面2-9-1.システム情報】から行えます。

この画面からは
(1) F&eWSに設定された名称
(2) F&e Web Serverのバージョン
(3) IPアドレス
(4) コンパクトフラッシュの空き容量
(5) 接続されているF&eITデバイスの情報
(6) 接続されているPLCの情報
機種、接続先、通信間隔
(7) F&eITデバイスのデバイス設定
が確認できます。
画面2-9-2.F&e Web Server全体の動作状況
画面2-9-2.F&e Web Server全体の動作状況
 OSの状態を含めた、システムのより詳しい状態を確認するには 「詳細」と表示されている部分(@)をクリックして表示される 【画面2-9-2.F&e Web Server全体の動作状況】から確認できます。

 この画面は以下のコマンドの出力を表示したものになります。
(1) uptime OSの稼動時間を表示
(2) free メモリの使用状況を表示
(3) df ディスクの使用状況を表示
(4) ps aux 動作中のプロセス情報を表示
(5) dmesg Linuxカーネルのメッセージを表示
(6) ifconfig ネットワーク情報の表示
(7) route ネットワーク経路の表示


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