メニュー ii.安全にご使用いただくために

iii.ハードウェアのセットアップ

DeviceIDの設定ルール


F&e Web ServerでF&eIT拡張モジュールを複数台設置してシステムを構築するためには、 必ずDeviceIDを設定する必要があります。
DeviceIDはロータリースイッチを回して設定できます。

CPUユニットに近い方から、0、1、2、…と順番に番号を振ってください。
DeviceID設定方法

F&eIT拡張モジュールの接続台数


F&eIT拡張モジュールの接続台数は最大8台ですが、使用するモジュールの電源容量により異なります。
各モジュールの消費電流容量の総和は、拡張バスの規格により3.0A(3000mA)以下と定められます。
この中にはCPU本体の消費する電流容量は含みませんが電源ユニット選定の際には考慮する必要があります。
電源ユニットに必要な電源容量は
電源容量 = CPU本体消費電流容量(500mA) + モジュール総消費電流(3000mAまで)
で算出することができます。

モジュールは、各モジュール前面のDeviceIDスイッチで区別を行い、各種モジュールを組み合わせて 8台まで接続することができます。

機種 消費電流(mA) 最大台数 全体組合せ
DIO-8/8(FIT)GY 150 8 各種組合せで最大8台、
かつモジュールの消費電流の合計が3000mAまで
DI-16(FIT)GY 150
DO-16(FIT)GY 150
DIO-16/16(FIT)GY 150
DI-32(FIT)GY 150
DO-32(FIT)GY 150
ADI12-8(FIT)GY 350
ADI16-4(FIT)GY 300
DAI12-4(FIT)GY 400
DAI16-4(FIT)GY 500
PTI-4(FIT)GY 500
CNT24-2(FIT)GY 150
CNT16-8(FIT)GY 150
CNT16-8L(FIT)GY 150
COM-2(FIT)GY 100 2
COM-1PD(FIT)GY 300 1

モジュールの接続・取り外し


スタック接続ロック装置

モジュールには、スタック接続するためのスタック用フックと連結するための ロック装置(▲印上下2カ所)があります。
ロック装置

スタック接続ロック装置のしくみ

ロック
 ロック装置の溝部分を先の細いもので上から押し、ロック装置のバネを開放状態にします。
 (溝が手前に移動します。)
ロック装置の先を細いもので押す
ロック解除
 ロック装置の溝部分を先の細いもので矢印の方向へロックがかかる状態まで押します。
ロック装置の解除

モジュールの接続

スタック用フックを相手側のフック挿入口に合わせて差し込むと、モジュールは自動的にロックされます。
モジュールの接続

モジュールの取り外し

上下にあるロック装置のロックを解除し、連結されているモジュールをフックから外します。
モジュールの取り外し

設置方法


本製品はユニット(コントローラモジュールとモジュールで構成された物)をDINレール(35mm)に取り付けて使用するように設計されています。

DINレールへの取り付け

◆取り付け方法

@ マイナスドライバなどで固定フックを押し上げると、固定フックがロック可能な状態になります。
DINレールへの取り付け(1/3)
A ユニットをDINレールの上部から引っ掛けて、下部をDINレールに押し付けます。
DINレールへの取り付け(2/3)
B 固定フックが自動的にロックされ、ワンタッチで取り付けができます。
DINレールへの取り付け(3/3)

◆取り外し方法

@ ユニットの固定フックを下げ、ロックを解除します。
DINレールからの取り外し(1/3)
A 固定フックのロックを解除した状態で、ユニット下部を手前に引き出します。
DINレールからの取り外し(2/3)
B ユニットを上に上げると、DINレールから簡単に取り外すことができます。
DINレールからの取り外し(3/3)

※ DINレールへ取り付けられたユニット(複数のモジュールを連結した物)のモジュール間の連結を外す場合は
 全てのユニットをDINレールから取り外してから行ってください。

電力の供給


当社の電源ユニット(POW-AD13GY、POW-AD22GYなど)とコントローラモジュールの接続は、
ユニットフェイスに装備している脱着型コネクタを使ってケーブルを接続します。

当社以外の電源をご利用になる場合には、DC 5V±5% 1.2A〜 のものをご用意ください。
結線には AWG28〜16 をお使いください。

電源ユニットとコントローラモジュールの電源ケーブルの結線は以下のように行います。

電源 コントローラモジュール 備考
Vo+ ←→ Vi+ DC 5V電源(+)
Vo- ←→ Vi- DC 5V電源(-)
FG ←→ FG フレームGND

本製品は電源を供給すると自動的にシステムが起動します。

注意

・デバイスモジュールへの電力はスタックコネクタより供給します。
・スタックコネクタからの電源供給はDC 5.0V 3A(MAX)です。
・電源ユニットは発熱しますので、通気孔を被せないようにコントローラモジュールとの間に2.0cm以上のスペースをあけてください。


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CONTEC.CO.,Ltd.